骨病変の治療薬ランマーク(一般名 デノスマブ)について、昨年12月に患者の会のホームページで第一報をお知らせしました。その後、本年4月から発売が開始されています。
このたび、米国においてランマーク投与後に、低カルシウム血症によって亡くなられた患者さんが3名あったことから、「注意して使用してください」というお願い文書が、製造販売会社の第一三共のホームページや医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されましたのでお知らせします。
ランマークの投与によって低カルシウム血症が起きる可能性は知られていて、添付文書(医師や薬剤師が読む薬の説明書)には、低カルシウム血症に対して注意するよう既に書かれていますが、亡くなった方があったことから、より注意をして投与するよう医療者に向けて注意喚起がされました。
ランマークの投与を受けている患者さんで、不安なことや、いつもと体の調子が違うようなことに気づいたら、担当の医師や薬剤師の先生に相談してください。先生にどうお話していいかわからない場合は、骨髄腫患者の会でもご相談をお受けします。
*第一三共のホームページ
医療者向けのページに情報が掲載されています。今後、患者向けの情報が掲載されたら、患者の会のホームページでご紹介します。
*医薬品医療機器総合機構のホムページ