(2011/4/14 掲載分) 多発性骨髄腫患者の検査結果を理解するためのガイド 多発性骨髄腫は、患者ごとに様々な症状を 呈する可能性がある複合疾患である。単一 の検査/調査で多発性骨髄腫患者の状態に ついて全体像を語ることは適切ではない。 しかし、いかなる単一の検査が示す結果よ り、複数の検査を行う結果によって、その 結果から多発性骨髄腫の全体像が得られる。 あなたと主治医が多発性骨髄腫を理解し、 また、骨髄腫の監視に最適な検査法を知る ことは、重要である。 (以下本文をご参照ください) 【日本の顧問医師のコメント】 検査結果というのは常に気になるもので,値が上がったり下がったりで一喜一憂することにな りますが,一つの検査結果がすべてを表すこと はありませんので複合的に判断していく必要が あります。同じ値でも病院や検査会社によって 測定方法の違いから基準となる範囲も異なりま すので,同じ施設での推移を見ていくことが重 要です。前後の治療経過などをあわせて判断す る必要もありますので,検査の意味するところ については主治医とよく話し合って理解されて ください。 | 訳文は 原文は |