:翻訳文献の扱いについて

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翻訳文献の扱いについて

konishi 2010.02.25 [海外情報]

 

日本骨髄腫患者の会 翻訳チーム

 

私たちは多発性骨髄腫の患者とその家族、翻訳ボランティア、医療関係者などからなるグループです。英文で発表された多発性骨髄腫に関する医療関連情報の中から、患者や治療にあたる臨床医師に有益であると思われるものを日本語に翻訳しています。

翻訳文献のうち「医師監修」となっているものは、顧問医師による翻訳監修が行われたことを示しています。

 

翻訳チームのメンバーはすべてボランティアで、それぞれの日常業務で多忙な中で作業を行っています。そのため、翻訳、文章校正、医師監修、電子化の作業を完全に行うには数カ月の時間を要します。

 

しかし骨髄腫と闘っておられる患者さんやご家族の中には、たとえ不完全であっても今すぐに情報が欲しいという方も多くいらっしゃると思います。一方で翻訳ボランティアの方々は素人ですので当然、誤訳もあり、自分の翻訳が医師の監修を経ずに公になることには強い抵抗感をお持ちです。

 

この背景をご理解いただき、翻訳文を鵜呑みにしないこと、主治医に提示するなど外部に出す場合は元の英文が参照できるよう、必ず和文と英文の両方を提示することを守ってください。ご厚意で貴重なお時間をさいてくださっている翻訳ボランティアのみなさんに迷惑をかけることのないよう、くれぐれもよろしくお願いします。

 

読者の方からの誤訳のご指摘、ご意見や改善アドバイスは大歓迎です。ともに訳文を完成させていきましょう。お気づきの点はご遠慮なく日本骨髄腫患者の会にEメールでお知らせください。

 

●おことわり(免責事項)

1.訳文と原文(英語)を両方掲載しておりますので、外部に出す場合(主治医に提示するなど)は必ず訳文と原文(英語)の両方を出してください。これは、誤訳などにより間違った情報が伝わるのを防ぐためです。

 

2.海外と日本では治療法や使用できる薬が異なります。主治医とよく話し合って、ここで得た治療情報がご自身の治療にどのように適用できるかご判断ください。

 

3.訳者、編集者、監修者などはこの翻訳内容と、それによって引き起こされたことに対して、いかなる責任も負いません。

 

●連絡先

日本骨髄腫患者の会 

owner-imfjapan@myeloma.gr.jp