(2011/4/11 掲載分) ASH2009における、患者のための 多発性骨髄腫に関する研究発表の概要 2009年12月5日から8日、ルイジアナ州ニュー オリンズにおいて第51回米国血液学会(ASH) 年次総会が開催されました。12月4日には国 際骨髄腫財団(IMF)およびPostgraduate Institute for Medicineの協賛によるシン ポジウムが開催され、最新の臨床試験結果の 概要と共に、専門家の意見、分析、所見の解 釈が示され、これらが骨髄腫治療にどのよう に影響するかが議論されました。このシンポ ジウムではDr.Brian G.M.Durieが司会を務め ました。 この概要報告では2009年のASH年次総会で発表 された情報を、発表毎ではなくトピック毎にまとめ、 開発中の新薬、臨床試験の結果、移植の適応や 疾患ステージなどの患者特性による治療、疾患リ スクと病期に関する情報、および骨髄腫の患者や その家族、介護者の関心があると思われる発表の 概要を紹介します。 | 訳文は 原文は |