:Myeloma Today 2010春号より 多発性骨髄腫初期治療のための新薬

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Myeloma Today 2010春号より 多発性骨髄腫初期治療のための新薬

konishi 2010.06.16 [海外情報]

Myeloma TodaySPRING 2010, Volume 8 Number 2 より

 

 

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科学と臨床
MYELOMA TODAY、シャジ・クマル先生にお話を聞く
 
多発性骨髄腫初期治療のための新薬:
初期治療を継続し再発まで移植を延期しても、
早期移植と同等の効果がある
 
 
 
 
 
【日本の顧問医師のコメント】
 
 
 早急に移植を行うときと,時期を見て待機的に移植を行うときでは疾患の進行度などに差があることも予想されますが,この後ろ向き研究では大きな差はなかったとしております。厳密な比較をするには,無作為化比較対照試験を行う必要がありますが,新規薬剤が登場してもなお,造血幹細胞移植が有効であることを示唆しており,その役割については今後とも十分に研究していくべき課題と思われます。強力な治療であるぶん,毒性も強いため移植前の化学療法や放射線治療をどこまでやるのか,同種幹細胞移植との併用についても検討すべき課題であると思います。
 
  

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