:マスクの不足について 参議院予算委員会(3月3日)の質疑

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マスクの不足について 参議院予算委員会(3月3日)の質疑

joko 2020.03.04 [FAQ]

  新型コロナウィルス感染症の拡大により、マスクが不足しています。

 

 街なかのドラッグストアやスーパーではほとんど購入することができない状況が日本全国に広がっています。

 

 症候性の多発性骨髄腫の患者のみなさんは、病気の性質から、そして治療の影響によって免疫力が低下した状態の方がほとんどです。

 

 不要不急の外出を控えるよう心がけるにせよ、通院を控えることはできません。

 また、病院の中は新型コロナウィルス感染症だけでなく、インフルエンザや風邪を感染するリスクもあり、骨髄腫のみなさんは年中マスクが必要です。

 

 そのような中、マスクの入手が困難でどうしたらよいだろうとの相談が患者の会にも寄せられており、患者の会がブロック会やセミナー用に準備していたマスクを少しずつお分けしていましたが、既にほとんど残りはありません。

 

 この状況が今後続くようでは、受診すらままならず、なんとか状況が改善されるよう要望したところ、33日の参議院予算委員会で公明党参議院議員 西田まことさんが「特に免疫力が低い血液がんの患者さん等」と、多発性骨髄腫をはじめとする血液のがんの患者さんの窮状を挙げて質問してくださり、厚生労働副大臣ならびに総理大臣が答弁されました。

総理大臣からは、「必要度の高い方々にしっかりマスクが届いていくように努力していきたい」という前向きな答弁がありました。

 

マスクの不足により不自由をしていたり、不安な思いでおられるみなさんが一日も早く安心できる仕組みが作られるよう、期待しながら見守りたいと思います。

 

33日の参議院予算委員会の質疑の様子はインターネットでご覧になれます。

参議院インターネット審議中継 の「予算委員会」と「33日」を選択してください。

中継の3時間3750秒ころから4123秒ころに上記の質疑が収録されています。