患者にとって、忙しい先生方との意思疎通はなかなか大変です。
特に、先生は専門家ですし、馬鹿な質問をして笑われないかという心配もあります。しかし、自分の病気の状態をしっかり把握するというのは、前向きに闘病するための第一歩です。
また、最後に頼りになるのは、自分の病歴を良く御存知の主治医の先生です。
従って、先生方と良い関係と保つこと、しっかり必要な情報を教えていただくこと、またこちらの状態を正確に伝えることが病気を少しでも良い方向へ持っていくためにも大切です。
「支えあい医療人権センター、COML」の作っているパンフレットから、「医者にかかる10か条」を御紹介します。
1.伝えたいことはメモして準備
2.対話の始まりは挨拶から
3.よりよい関係作りはあなたにも責任が
4.自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報
5.これからの見通しを聞きましょう
6.その後の変化も伝える努力を
7.大事なことはメモをとって確認
8.納得できないときは何度でも質問を
9.医療にも不確実なことや限界がある
10.治療方法を決めるのはあなたです
(取りまとめ)、堀之内 朗
June 29, 2004