国際骨髄腫財団(IMF): 医師のためのASH2008多発性骨髄腫ハイライト
第50回ASH会議(2008年12月5~9日、カリフォルニア州サンフランシスコにて開催)からの注目情報。
原文リンク先:(英文) 出典:IMF冊子
ASH 2008 Multiple Myeloma Highlights for Physicians
http://myeloma.org/pdfs/ASH08-PhysHighlights_a1.1.pdf
日本の顧問医師のコメント
本特集は2008年12月にサンフランシスコで開催された第50回米国血液学会総会における骨髄腫関連の重要な発表を要約したものです。教育講演と一般演題において最新の研究成果が発表されましたが,新規治療薬による治療成績の向上に多くの関心が寄せられていました。
今回の発表では,化学療法との併用におけるサリドマイドやボルテゾミブの有効性が再確認されるとともに,その問題点も明らかとなりました。
また,レナリドマイドやその他の新規薬剤の報告も相次いでなされ,新薬の開発が進んでいることが伺えました。
今後も多くの薬剤の開発により,骨髄腫が慢性疾患として治療可能となることが期待されます。