ブロック会報告、患者の会メーリングリストへの投稿から「佐世保市が運営するとても機能的な会場に、佐世保総合市立病院の森内先生と、長崎大学病院原研内科の波多先生を講師にお招きしました。参加者は長崎県内各地より約20名、会員と会員外の方が半々くらいの参加でした。 講演を2つと年齢層に分かれた分科会が2つ、分科会では、参加者の方の「話したい」、「聞いて欲しい」を実現できるような進行を心がけました(つもりです)。 高齢者さんチームでは、波多先生が、「骨髄腫の治療は今とても進歩しています。かつては、血液の学会でも骨髄腫のシンポジウムは閑古鳥で、でも今はひとつの花形みたいになっています。だから、希望をもって、明日に明日に丁寧につなげていく日々を送ってください」と最後に話してくださいましたら、70代後半のご夫婦で参加された方が「それをこんな有名な先生から聞けただけで今日来た甲斐があった」そうおっしゃいました。 佐世保では、会員の河野さんにとてもお世話になりました。ご家族そろって一日手伝ってくださいました。本当にありがとうございました。 それと、素敵だったのは、懇親会でのミニコンサートです。蔵乃介とおっしゃる、長崎で活躍しておられる歌手の方が、ギターを弾いて歌ってくださいました。この方は、白血病の患者さんで、治療を受け、今寛解状態でいらして、病気のこと、その時支えてくれた人たちのこと、それらをテーマにした歌を歌ってくださいました。 意外だったのは、森内先生が曲を聴きながら、リズムをとっていらしたこと、CDを一番に買いに立たれたこと、音楽好きなんですって。患者さん方には、ひとつの発見だったのではないでしょうか。とても素敵なひとときでした。 ブロック隊 上甲恭子
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