2014年度の助成課題を採択しました
2014年3月15日、多発性骨髄腫研究助成選考委員会を開催し、2014年度の助成課題を以下のとおり決定しました。
堀之内朗記念助成
日本医科大学 血液内科 田村秀人先生
「骨髄腫におけるSLAMファミリー分子の機能とそれらを標的とした
キメラ抗原受容体遺伝子改変T細胞免疫療法」
特別助成
九州大学・大学院農学研究院 立花宏文先生
「多発性骨髄腫特異的な新規アポトーシス誘導経路の解明」
特別助成
金沢大学医薬保健研究域医学系細胞移植学(血液・呼吸器内科)
高松博幸先生
「次世代シークエンサー等を用いた骨髄腫微小残存病変検出法の確立」
総 括
今年度の募集には、11課題の応募がありました。総括にもあるとおり重要な優れた研究テーマを多数ご応募いただき、大変嬉しく思っています。この助成が一助となり骨髄腫診療の進展、そして近い将来治癒を得られる日まで多発性骨髄腫研究助成事業を続けて参ります。
研究助成事業を継続するために
多発性骨髄腫研究助成の原資は、患者さんとご家族からのご寄付です。みなさまのご寄付が研究をサポートする基金となります。少しずつで結構です。ご協力をお願いいたします。また、150万円を超えるご寄付をいただいた場合は、お名前を冠した特別助成を設置することができます(例 山田特別助成)
選考委員の先生方へ お礼
さいごに、選考委員の先生方に厚くお礼申し上げます。
患者会が運営する本助成事業の趣旨を深くご理解の上、選考の労をとってくださいました。また今後も、骨髄腫の患者さんに貢献するよりよい研究課題が応募されるよう、申請書類の整備を懇切にご指導いただきました。この場をお借りして、衷心より感謝申し上げます。
2014年度選考委員会
委員長 社会保険京都病院 島崎千尋先生
委員 徳島大学病院 安倍正博先生
委員 名古屋市立大学病院 飯田真介先生
委員 埼玉医科大学総合医療センター 木崎昌弘先生
委員 福岡大学病院 高松泰先生