:ポマリドミドおよびカーフィルゾミブの早期承認要望書を提出

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ポマリドミドおよびカーフィルゾミブの早期承認要望書を提出

joko 2013.08.29 [陳情]

 828日付で、厚生労働大臣ほか、関係各局課長宛にポマリドミドおよびカーフィルゾミブ早期承認の要望書を提出しました。要望書の全文はこちらです。

 

要望書本文にもあるとおり、海外で既に承認された薬剤をいち早く日本でも承認を得るためには、臨床試験の速やかな進行と試験結果の迅速な審査が肝要です。

今回の要望書は、製薬会社に対して専心努力して臨床試験を進めて欲しいこと、関係学会にそのご支援をお願いしたいこと、行政当局にはその指導並びに迅速な審査をお願いするものです。

 

あわせて、臨床試験には試験に参加する患者さんの協力が必要です。

海外に比べ、日本で治験の進行に時間がかかるひとつの理由は臨床試験への参加登録が進まないこと(参加を希望する患者さんが見つかりにくい)と聞きます。 

一方で、これらの薬を個人輸入して治療したいと考える患者さんもいらっしゃり、患者の会も頭を悩ませています。

 

治験に参加するには一定の条件に適う必要があるので、どなたでも参加できるわけではありませし、治験を実施している病院も限られています。しかし、第Ⅱ相試験以降はⅠ相試験よりも治験を実施する病院も広がり、治験参加のチャンスが増えます。治験参加を考えている方は主治医の先生とご相談ください。主治医の先生にどのように相談したらよいかわからない場合は、患者の会にご相談ください。一緒に考えます。

 

私たち患者も含めて関係者が努力をし、いち早く有効な薬が日本中の患者さんの手に届くようがんばらなければと願いを込めて要望書を提出しました。

 

製薬会社による、海外での承認情報はこちらです。海外の治験の結果やどのような副作用があったかも確認できます。

ポマリドミド

カーフィルゾミブ

 

 

本件お問い合わせ先

日本骨髄腫患者の会 副代表 上甲 恭子

メール owner-imfjapan@myeloma.gr.jp

電話 090-6908-2189 (平日10時~16時)