サリドマイド治療中に入院をされるみなさまへ大切なお知らせ
東北地方の国立病院機構の病院で看護師さんが、多発性骨髄腫で入院した男性患者さんが服用するべきサリドマイドを、カプセルが入ったシートの患者さんのお名前をよく確認せずに、別の疾患で入院していた男性患者さんに渡し、服用されるという誤投与がありました。
誤ってサリドマイドを渡され服用された患者さんには特別な健康被害は出ていないとのことです.
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入院中は多くの場合、サリドマイドに限らず飲み薬の管理はナースステーションにお任せすることと思います。
家庭でサリドマイドの管理を患者さんご自身やご家族と共にされている時とまた違う環境になりますので、サリドマイド服用中に入院をされる場合は、
「私はサリドマイドを服用しています。
私にとって大切な薬ですし、特に管理に注意を要する薬ですから細
心の注意で管理をしていただき、決められた時刻にきちんと服用で
きるようよろしくお願いします」
などと、担当の看護師さんや看護師長さんに一言お伝えして、確認しあうのも小さなミスを防ぐ大切な方法です。
この件に関する厚生労働省からの通達はこちら