日経メディカルCancer Review 2010年夏号に多発性骨髄腫の治療が取り上げられました。
新潟県立がんセンターの張先生による記事です。
記事本文は骨髄腫及び新薬を中心とするその治療を医療者に照会する記事ですが、囲みで当患者の会の上甲への取材をベースとする安全管理システムに関する記事もあります。
サリドマイドの安全管理システムであるTERMSがなぜ、これほどまでに問題の多いシステムになってしまったのか、改善する動きはあり、レブラミド(レナリドミド)の安全管理システムであるRevmateに一部反映はされたものの、それでもまだまだ、不合理な部分が沢山のこっていることなど、これら安全管理システムの構築に最初から携わり続けた経験のみならず、患者、その家族、関係する医療者等から幅広く寄せられた声、に基づく、説得力のある内容です。
残念ながら、この囲み記事はオンラインでは見れませんが、記事本文は以下URLで見ることができます。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/search/cancer/cr/201008/516372.html