国際骨髄腫財団日本支部

:高額療養費制度の見直しを求める運動をスタートしました

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joko 2009.12.08

 

 健康保険給付金制度のひとつに「高額療養費制度」があることは、みなさまご存知のことと思います。

 

 患者さんのご年齢や所得に応じて、病院の窓口で支払う自己負担額を一定限度額までにおさえられるよう、還付される制度です。

 

 とてもありがたい制度である一方、例えば、70歳未満の方で一般的な収入がある方の月毎の自己負担支払い限度額は80,100円(年間に3回この額以上の支払いがあれば、限度額が減額される多数該当という仕組みが適応されます)で、けっして負担が軽いものではありません。

 

 高額療養費制度は昭和48年からスタートした制度で時代や経済の変化に応じて変遷を遂げてきました。

 

 現在の不況下とあわせて、骨髄腫の治療薬のベルケイド等にみられるような分子標的薬の開発の進展によって生まれた新しい機序の高額な薬剤の登場とそれらの長期投薬が可能となった昨今、制度の更なる見直しが必要なときではないかと、同様の状況にある血液がんの3つの患者会(NPO法人血液情報広場・つばさ、慢性骨髄性白血病患者・家族の会「いずみの会」、骨髄異形成症候群連絡会)と協働して、社会に働きかけるため 「血液がん・高額療養費制度見直しを提案する連絡会」による運動をスタートしました。

 

 この運動は、血液がんだけでなくさまざまな病気の方々が同様に抱えておられる問題と、今後、多くの患者会のみなさまと協働していきたいと考えています。

 

 現在、企業等にお勤めで所属の健康保険組合が手続きを代行していることによって、高額療養費の還付制度に直接触れた経験がない方にはピンと来ない話かもしれませんが、退職後、職場の健康保険組合の任意継続制度終了後、ご自身で国民健康保険にかかられた際に、この制度の手続きのこと、個人が請ける負担のことを明確に感じられることになります。

 

 どうか、おひとりおひとりが、この問題をご自身のこととして考えてみていただき、現在の高額療養費制度を見直す運動に関心をもちご協力いただければ幸いです。

 

 高額療養費制度に関する解説は、

社会保険庁の解説はこちら

ブリストル・マイヤーズ社の「高額療養費パーフェクトマスター」はこちら

これらをご覧ください。

 

 「血液がん・高額療養費制度見直しを提案する連絡会」へのご連絡は、

連絡会代表 (つばさ事務所) 橋本明子 03-3207-8503

    (祝日を除く 月~金 午後12時~17時)

骨髄腫患者の会 上甲恭子 090-6908-2189(平日 10時~17時)

Eメール : owner-imfjapan@myeloma.gr.jpまでお願いします。

 

連絡会始動は毎日新聞の記事になりました。